飾りがたくさんついた熊手は商売繁盛や家内安全の守り神として神社で売られています。
昔はどのお店にも見られた熊手ですが、時代と共に少しずつ見られなくなってしまいました。
ですがまだ伝統を重んじる人たちの間で熊では根強くお守りとして使われ続けています。
この熊手ですがどのように購入してどのように保管したりするのかが分からないため現代の人たちは遠慮してしまっているのではないでしょうか。
今回は熊手の買い方から保管の方法までをお教えしますので、今まで熊手を飾ったことの無い人は参考にしてみて下さい。
熊ではどこで売っているのでしょう?
熊手は神社で毎年11月に酉の市(とりのいち)が開催されそこで販売されます。商売繁盛の神様を祭っているところであれば必ず販売され、一般の人でも簡単に購入できるので行ってみましょう。
初めて熊手を買う人はできるだけ小さいものを購入するようにしてください。
いきなりご利益をもらおうと最初から大きな熊手を絶対に買わないようにしましょう。
最初は小さい熊手から
熊手を初めて買う人はなるべく小さいものからにしましょう。キーホルダーのような小さな熊でも売っていることがあるので最初はそれでも構いません。
熊手は毎年買い換えるのが一般的で、買い換えるたびに徐々に大きくしていくのが常識なのです。
徐々に大きくしていくことで商売も徐々に良くなるようにという願いを込めて最初は小さい熊手を購入するようにしましょう。
熊手を購入する際の粋なはからいとは
熊手を購入する際は値切り交渉をしてみましょう。欲しい熊手を選んだらまけてもらえないかとお願いすればけっこうおまけしてくれます。
ただその値切り交渉がうまくいって安くなった分はお店にご祝儀として渡すのが粋だとされています。
値切ることで商才を見せて、その値切った分をご祝儀としてお店に置いていく太っ腹な対応がさらに運気を上げてくれるはずです。
熊手はなるべく高い位置に
熊手はつねに高い位置にあると良いとされています。そのため飾るときはもちろんですが、熊手を購入して持ち帰るときもなるべく高く掲げて持ち帰りましょう。
よく購入後熊手を肩に担いだりして運んでいる人を見かけますよね。
その熊手を買って持ち運んでいる人に花束のように下を向けて持っている人はいないはずです。
熊では高いところを好みますので最初はちょっと恥ずかしいかもしれませんが、購入後はできるだけ高い位置で持ち帰りましょう。
■関連ツイート■
先日授かった熊手を事務所の一番高い場所に飾りました。東・西・南向きのほか、恵方に向けて飾るのも良いそうです。2016年の恵方は南南東。福が舞い込んできますように(^^) pic.twitter.com/3uyIsLwpBt
— みちのく寒流のり「gozzo」 (@gozzo_NORI) 2015年11月13日
酉の市の熊手持って帰る人って、熊手を高い位置で掲げててかわいいよね
— KURUuMA (@kurumar) 2014年11月22日
今年のえべっさんのお飾りはコレ!お店を始めた年はいちばん小さな熊手からはじめて、毎年少しずつ大きくしていってるの。最終的には吉兆がたくさんぶら下がった大きな笹をユサユサ担いでいけますように。(≧∇≦) pic.twitter.com/p9mqOYVtnM
— ブラフラ (@BlackflyBorders) 2016年1月11日
初めて買ってみた✌️
— kouki (@sabicut3) 2016年1月10日
毎年熊手も会社も大きくしよ?? pic.twitter.com/4EV8YSIwrY