お正月の料理というと、我々日本人はおせち料理を思い浮かべる方が多いかと思いますが、フランスにも新年の始まりを祝う開運料理があるんですよ。
今回はそんなフランスの開運料理「ガレット・デ・ロア」について紹介していきます。
いったいどんな料理なの?
ガレット・デ・ロアとは、サクサクした円形のパイ生地の中にアーモンドクリームをたっぷり詰めたスイーツの事です。最近では単にアーモンドクリームを入れるだけでなく、オレンジなどのフルーツで飾り付けたものもあります。本場フランスでは年始であれば40人前のものを作ることができるお店があったりと、年始のお菓子としては非常にポピュラーなものなんです。
ケーキを使って王様ゲーム
このガレット・デ・ロアは、ただ美味しいだけの食べ物ではありません。このパイには、フェーブと呼ばれる陶器製の人形が入っており、切って取り分けられた生地の中にこのフェーブが入っていたら、その年の1年間は幸せなものになるとされており、皆から祝福してもらえます。それだけでなく、フェーブを引いたひとはその日王様になる事ができます。
王様の言うことは絶対であったり、王様になったら好きな人とキスできるなどのルールもあったりと、ガレット・デ・ロアを食べることは、楽しく新年を迎えるにあたって、フランスの人々にとっては無くてはならない行事の一つなんです。
徐々に人気上昇中
このガレット・デ・ロアという名前はあまり聞きなれない方も多いかもしれませんが、最近では年末年始に取り扱う洋菓子店もどんどん増えており、人気が高まってきているスイーツです。大型の店舗であれば、通信販売なども行っているため、気になった方は今からでもチェックしてみて下さい。
関連ツイート
【デザペロ】ガレット・デ・ロワ。ざっくり行ってフェーブという陶器のおもちゃが出てきたら王冠は我が手に。というフランスの催し。本当は子供がいっぱいでやるんだけど、僕はパリの仲間とやった(みんな大人)子供心を忘れずに! pic.twitter.com/xAbqg4d3mb
— 平林 龍 :プリンアラモード (@ryumuzeon) January 4, 2016
【明けましておめでとうございます!】2016年も宜しくお願いいたします!昨日から三宿店・青山店も営業スタートしております。新年1発目は『“グラニースミス”のガレット・デ・ロワ』♪フランス流に新年を占ってみてください☆〈〜1/24〉 pic.twitter.com/wKN8qGglwM
— GRANNY SMITH (@grannysmith_pie) January 4, 2016
私、妻、そして雄山(猫)の三者のうち誰が我が家の王様になるかを決めるためガレット・デ・ロワを切り分けたが、第一回の切り分けでは三者ともフェーヴを引き当てられず、王位の行方は明日以降に持ち越された pic.twitter.com/LdpeNxXEgQ
— ultraviolet (@raurublock) January 3, 2016
シュトレンが終わったら、ガレット・デ・ロワかぁ。
ホール買ってみたい。
王冠を当てたい!←
— りり (@ryumiri) December 26, 2015
包丁入れたところにピンポイントでフェーブ入ってる率高い、ガレット・デ・ロワ。楽しくないけど美味しいから好き。
— ちゃる (@timid_braver) December 26, 2015