縁起の良い飾り物の代表であるダルマさんですが、なぜそんなにこわい顔をして真っ赤なんでしょう。
また手足が無かったりとよく見たら謎でいっぱいです。
ダルマってどこから来てなぜこのような形になったのでしょうか。
調べてみるととても興味深い事実が分かりました。
選挙など日本の勝負事には欠かせないダルマさんですが、実は生まれは日本ではなくインドなのです。
仏教と大きい結びつきがあるダルマさんを詳しく紐解いていきたいと思います。
ダルマはインドの王子様
まずダルマ(達磨)は誰かというと、インドの国王の第三王子であり、禅宗を開祖した人であると言われています。なんと150歳まで生きたと言われるすごいお方なのです。
その達磨はインドから中国に渡り教えを伝えました。
そんな禅宗が鎌倉時代に日本に伝わり発展していきました。
座禅を修行とする禅宗の創始者という偉大な方だったのです。
達磨には手足が無いのはなぜ?
達磨の教えの一つに「七転八起」があります。なので転んでも起き上がるように手足が無く作られている説もありますが、達磨大師はなんと手足が腐ってしまったという説もあるのです。
達磨大師は壁に向かって何年もの間座禅を行い、手足が腐ってしまったという伝説があるのです。
そのため達磨には手足が無いと言われています。
達磨の色はなぜ赤いのでしょう?
ダルマさんはほとんど赤色ですよね。この色は日本でつけられたようです。日本では古来から赤色には魔除けの効果が高いと信じられていました。
血の色や炎の色という生命力の象徴として、さまざまな災いや病から守ってくれる色だと信じられていたからなのです。
ダルマさんの赤色は日本で生まれた災いを防ぐための色だったんですね。
ダルマさんに目を書き入れるのはなぜ?
願い事がかなったり、勝負ごとに勝ったらダルマに目を書き込みます。基本最初に左目を書いて、願い事がかなったら右側に書き込むのですが、なぜ右目が最後なのでしょうか?
これは中国の陰陽の説から来ている説が高く、左側が「陰」右側が「陽」とされており、物事は左側を先にする流れが自然であると言われているとのことです。
■関連ツイート■
明日は白河だるま市ですが、ここでダルマの起源となった達磨大師を見てみましょう!
— 田舎小僧なシゲさん (@JOB_fukushima) 2015年2月10日
達磨大師は、インド人の僧侶で中国の嵩山少林寺で9年間、座禅を組んで合唱し続けた姿が言い伝えとなり、今日の縁起物としてのダルマの姿になったそうです。 pic.twitter.com/Mu2zl7qpZF
ダルマすごいな RT @tenkijp: 【実は成人の日の起源もこの日? 意外と知らない「小正月」】 http://t.co/h3kMnOMRz3 晴れやかな年明けから2週間が過ぎようとしています。仕事や学校などの日常も戻り、そ.. pic.twitter.com/castaycoHo
— SATO, Kazunori (@kazunorikotoba) 2015年1月13日
ダルマの起源にビックリしたんだけど、禅宗の達磨大師が起源で、9年坐禅を続けて手足が腐ったんだと…
— 佐々木 雅章 (@noracat_no9) 2014年2月27日
オーマイガーやでっ‼︎
へぇ~、ダルマの起源はインドなのか RT @newsgunma: [毎日]魅力ある日本のおみやげコンテスト:「高崎だるま ちいさな幸福」が「インド賞」に /群馬 http://t.co/6QxciPh8QG
— BEE (@MaskedriderBee) 2013年3月16日