その名の通り、黄金に輝く虫、コガネムシ。
中国、エジプトそして日本でも古来より縁起の良い幸福を運ぶ虫として大切にされてきました。
黄金虫にまつわる縁起話と開運エピソードを見ていきましょう。
エジプトでは幸運の象徴「スカラベ」
エジプトでは古来（旧石器時代にまで遡る）から太陽神の遣いとして『再生や復活・永遠・精神的霊的覚醒』を意味する幸運の象徴とされます。幸運をもたらす護符として大切にされ、クレオパトラも愛用していたという話もあります。
日本の童謡では「金運を運ぶ虫」
コガネムシは中国語で黄金虫・金亀子と書かれます。見るからに特に財運に縁起のよさそうな字が使われていますよね。
その影響を受けてか、日本ではコガネムシ＝金運の象徴として捉えられる事が多いようです。
日本の童謡でも
黄金虫は金持ちだ
金蔵建てた蔵建てた
飴屋で水飴買つて来た～
という歌がある程です。
昔から縁起のよい虫として親しまれて来たのですね。黄金虫にまつわる夢は幸運の兆し？
黄金虫が夢に現れたら、思いもよらないチャンスや利益が巡ってくるかも知れません。その大きさに比重してチャンスや利益が大きくなると言われています。
現れたり、飛んで来たり、捕まえたりという夢は吉事の前兆です。
それに対して逃がしたり、殺傷したり、黄金虫が他の虫と喧嘩をしていて負けたりと、マイナスの夢の場合にはチャンスが逃げていく事を暗示していると言われています。
黄金虫の開運エピソード
・心理学者ユングの黄金虫エピソード患者さんが復活の象徴であるスカラベの夢を見た、と言ったその時に黄金虫が窓から入ってきて、不思議な事にその患者さんの状態がどんどん良くなっていった。
まさに「復活・再生」の開運力を示すような話ですね。
・ある方のエピソード
立て続けに黄金虫が2匹入ってきたら、事業が上手く行くようになった。
病気で家にいた時に黄金虫が家に入り込み、病状が回復。3か月後に社会復帰を達成し、彼とも復縁出来た。 と言うような金運・再生の開運能力を示すような話まで。
黄金虫から開運パワーをもらったという話はよくあるようです。
関連ツイート
仕事で皇居周辺に行くといつも気になっている銅像があった。今日も近くまで来たので撮ってみた。銅像の題は「金銅鎚起」豊展観守像というそうです。子孫繁栄で大変縁起が良いとされる黄金虫を題材にしているそうです。 pic.twitter.com/acUmou0sN7
— 黎明 (@reimei_f98) 2015, 6月 1最近、カナブン（黄金虫）によく遭遇する。この前は電車の中で肩にとまってたし、昨晩は歯磨こうと思ったら、洗面所にいた。洗面所の子は庭の植木の移動させといた。旦那に話したら「縁起いいじゃん」って。お金が入ってくるってことか？宝くじ当たっちゃう？
— sayuri (@sayurin_38) 2011, 8月 9※虫嫌いな方はすみません
ベランダにやって来たコガネムシ♪メタリックに輝く姿がキレイです、この時期によく飛んできます、田畑を荒らす害虫扱いをされますが、金運アップの象徴でもある縁起のいい虫でもあります、黄金虫はー金持ちだー♪ pic.twitter.com/InWpNEs22y
— しまんちゅ系@おでこメガネ (@KU_simantyukei) 2014, 8月 20まとめ
いかがでしたでしょうか。 古来から光り輝く美しい姿故に金運・幸福の象徴として大切にされてきた黄金虫。夢で見れば縁起が良いですが、実際に「家の中に入ってくる」など、黄金虫が積極的に近づいてくる場合により縁起が良いとされています。
家の近くで見かけたり、家に入ってきたらチャンス到来を示唆しているかも知れません。
そんな時には積極的に動いてみる事をお勧めします。
