みなさんはパワーストーンをご存じでしょうか?
パワーストーンとは、宝石(貴石・半貴石)の中でもある種の特殊な力が宿っていると考えられている石のことなのです。
その石を身に付けるなどしていると良い結果がもたらされると愛好家などから信じられているのも特徴ですね。
そんな数多くのパワーストーンが存在しますが、その中で今回は6月の誕生石【ムーンストーン】をピックアップしてみましたので、参考にしてみてはいかがでしょうか?
意味
月の光を宿したようなムーンストーンは、古くから神秘的な力を秘めた石として人々に愛されてきました。
『月』は女性性の象徴であり、そのエネルギーを持つとされるこの石は、女性をサポートしてくれる力にあふれています。
怒りや悲しみなどで情緒が不安定になっている時、この石を身につけることで波立った感情を穏やかに鎮め、平和なハートを持ち続けることができるでしょう。
また、インスピレーションを高め、感受性を豊かにし、自分のなかに眠っている力を引き出してくれるパワーもあります。自分の進むべき道に迷っている人には、その迷いを取り去り、そっと正しい選択へと導いてくれるでしょう。
身に付けると未来への予知能力をもたらし、家族や親しい友人などの危険を知らせ、その危険から守ってくれると伝えられています。
ムーンストーンとは?
ムーンストーンは、紀元前1世紀頃から人々に知られていたとされ、プリニウスの『博物誌』やアルベルトゥスの『鉱物書』の中では『この石(ムーンストーン)は、月の満ち欠けに従いその形も大きくなったり小さくなったりする』と記述されています。
その神秘的な名が示すように、世界各地で月のパワーを秘めた石として崇められ大切にされてきました。
昔の人々は、この不思議な現象に驚いていたのでしょう。
そのような伝承から古代インドでは”聖なる石”として聖職者が身につけたり、豊穣を祈って農具につけたりなど大切に扱われてきたようです。
また、ヨーロッパでは『旅人の石』として、旅に出かける際は安全を祈願して、この石を身につけたといわれています。
ムーンストーンは、古くから神秘的な月とのかかわりが深く、そのエネルギーを宿した石とされ、多くの人々に愛されてきたパワーストーンといえるでしょう。
効果
優しく大きな愛情をはぐくみ、女性性を高め、愛する人との恋愛の成就、さらには幸福な家庭へと導く効果があるといわれています。
「予言と透視の石」とも呼ばれ、未来への予知能力をもたらし、大切な人の危険を察知して、避ける手助けをするといいます。
ブルームーンストーンは、月のエネルギーを宿した神秘的なパワーストーンとして、古くから人々に癒しをもたらしてきました。
月は女性性を象徴することから、特に女性をサポートする効果に優れているといわれています。
女性特有の月の満ち欠けによる不安感をやわらげてくれるでしょう。
ブルームーンストーンは、女性らしい魅力を豊かに表現させ、愛する人との絆を深めてくれるといわれています。
女性らしさが足りないと感じるとき、母性を思い出させてくれるでしょう。
この石には、満ち欠けする月のように変化する感情をコントロールする作用があるといわれています。
感情の浮き沈みが激しく、ネガティブな思考におちいりやすい人は、いつも身につけることで、情緒が安定するでしょう。イライラが原因のトラブルを回避してくれるので、ストレスを感じるときにもおすすめです。
感性や直感力を高めるとされるブルームーンストーンは、自分の進むべき道に迷っている人の、よい導き手になってくれるでしょう。
特徴
現在の『ムーンストーン』という名で呼ばれ始めたのは、1600年代からだといわれています。
その語源は、ギリシャ語で月という意味の『セレニテス』。先ほど述べたように、『月の満ち欠けに従い、その形も大きくなったり小さくなったりする』ことから名づけられました。
現在ある電灯などの強い光がない時代、弱い月の光でこの石を見ると、本当にそのように感じられるそうです。
大切な人へのプレゼントにも最適の石ともされています。
情熱的なパワーも持つとされますので、マンネリを感じている関係にも新鮮な風をもたらしてくれるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
一言でパワーストーンと言っても、こんなに色んな意味があるなんて素敵ですね。
見た目が非常に綺麗ですので、アクセサリーなどに着けて、持ち歩くのもおススメです。