大昔から唐辛子を「魔除け」としている国もあるほど唐辛子は古くから人との生活に密着しています。
この刺激が悪魔よけとして言い伝えられてきたのですが、唐辛子の主成分である「カプサイシン」は健康面でも効果があるので素晴らしい食材なのです。
そんな唐辛子の事をもっと詳しく知ってありがたみを再認識しましょう。これを読んだらきっと辛い物を食べたくなるはずです。古くから世界中に存在する唐辛子、人工的にはぜったいに作り出すことができない見事な赤色は「幸運の赤」なのです。
魔除けやお守りになる唐辛子の幸運力
唐辛子は古代から存在しており、その刺激の強さは「魔除けの力」があると信じられてきました。唐辛子消費では世界で1,2を争う中国でも唐辛子は「火の食材」と言われ、その強いエネルギーで魔除け効果があると信じられてきました。
そのためアジアの国々では魔除けのために大量の唐辛子を玄関先に飾るという文化もあるぐらいです。
またヨーロッパでは動物の角に似ているためその形を模したアクセサリーなども作られるほどです。
唐辛子のカプサイシンの強さで脂肪燃焼!
唐辛子に多く含まれる「カプサイシン」という辛み成分は、身体を温め発汗を促すため脂肪燃焼にはとても効果があると言われています。唐辛子で温まった体で有酸素運動をすると発汗だけでなく脂肪燃焼にも効果があるそうです。
内側から燃えるように熱くなってどんどん汗が出てくる唐辛子のカプサイシン効果。こんなに刺激の強い食べ物だから魔除け効果も強いのでしょう。
世界にはいろいろな唐辛子があるんです。
日本や韓国にある細長い唐辛子が一番一般的ですが、世界中にはいろいろな唐辛子が存在します。有名なところではちょっとずんぐりした形の「ハバネロ」という南米産の唐辛子やタイのちょっと小ぶりな「プリッキーヌ」という唐辛子もあります。これらの唐辛子は日本のものより何倍も辛く、直接かじったら下のしびれや痛みは一日中取れないと言われるほど恐ろしい唐辛子たちです。
もう辛いを通り越して激痛ですね。これは魔除け効果があると言われても納得です。
いくら好きでも食べ過ぎに注意しましょう
辛いものが好きな人って結構いますよね。汗をたらしながら食べるのがおいしい、という意見をよく聞きますが、カプサイシンの過剰摂取には注意しましょう。とても刺激の強いものなので、食べ過ぎると胃の粘膜を傷つけてしまう可能性があるからです。
唐辛子を過剰摂取すると胃潰瘍などになってしまう可能性があるので、いくら好きだからと言っても食べ過ぎには注意しましょう。
■関連ツイート■
ところで魔除けに塩を撒く習慣がイタリアにもあるのか気にされてた方がいらしたから検索してみたけど塩は日本というか神道の習慣で、それに当たるかわからないけどイタリアの魔除けといえばコルナ(動物の角)とかコルナに形の似た唐辛子になるらしい。取り敢えず唐辛子でも吊るせばいいのかな。
— ちゃき@六根清浄 (@chiaki2438) 2016年1月25日
弟から台湾のお土産で唐辛子キーホルダーもらった体内の魔除けなんだって pic.twitter.com/hrWN6k3QJt
— マンボウ系女子にゃるさん。 (@7_mg2) 2015年12月14日
10月29日今朝の歳時記「唐辛子」
— Kintaroq (@Kintaroq) 2015年10月29日
畑の片隅に抜き捨てられた唐辛子ですが秋の日を受け色を深めています。
男居に魔除けはいらぬ鷹の爪
曲り家に馬の居なくて唐辛子
唐辛子恋の火種の果てもなく pic.twitter.com/ADXPOYrWBA
サマルカンドも観光化。案内や交通が分かりやすく。
— Morimoto (@tmrmt) 2015年7月28日
バザール。はちみつ、花粉、ヒマワリ油、綿実油。
チムールの多くの廟。ブルーのタイル。
唐辛子の束を民家の玄関先に吊るす魔除け。@tmrmt