最近ではパン派の人やダイエットのためにお米を食べない、という人も増えているかと思います。
ですが日本ではお米は最も古くから作られてきた作物の一つであり、主食です。
まだ仏教が伝わる前から神にお米をささげて霊的なパワーを上げる儀式が天皇主導の下行われてきました。
お米には神様が宿っており、日本酒の蔵などでも必ず神社にその年のお酒の出来を祈願、報告しています。
自然の恵みとたくさんの手間をかけて作られるお米を深く掘り下げていきましょう。
多くのお祭りはお米の収穫に関わっています
多くのお祭りは今年のお米の豊作を祈願するために行われています。田植えの時期には天災や水害から守ってもらうように祈願祭があり、秋にはその年の収穫を報告し無事を感謝するお祭りがあります。
また、雨が少なかったり干ばつの時は雨乞いの祈願をするという伝統は日本のはるか昔からお米の収穫量を良くするために行われてきました。
日本酒の酒蔵はかならず神社にお参り、報告をしています。
ほとんどの酒蔵には神棚があり、毎年必ず神社にお参り、報告をしてその年のお酒の出来を祈願しています。酒蔵の中には神様がいると言われており、毎年同じように作ってきても全く同じものはできないのです。
お米を発酵させる麹菌も何百年と言う長い年月をかけて今まで引き継がれており、日本酒の神様が宿っていると言えます。
日本酒の神様をお参りしてみましょう
奈良や京都と言えば有名な神社仏閣が多い事は周知の事実ですが、ひっそりと「日本酒の神様」を祭っている神社があるのです。奈良にある大神神社(おおみわじんじゃ)はお酒の神様である、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)と少彦名神(すくなひこなのかみ)が祭られています。
毎年11月に新酒の醸造安全祈願大祭が行われ、全国から日本酒の当時がその年の安全祈願に訪れています。
その大神神社と京都の松尾大社、同じく京都の梅宮神社が日本酒の三大神社と言われています。
お米を食べるときは感謝しながら
ご飯お茶碗一杯ができるまでに必要な水はご飯の量の3000倍とも言われています。大量の水も必要なだけでなく、毎日の稲の管理がとても大事になってきます。
人の手も自然の力もたっぷり込められたご飯、今まで無意識に食べていた白ご飯も神様の力と自然の力、そして人の力が込められた食材だと思いながら大切に食べましょう。
■関連ツイート■
米食べないのに慣れたとか周りに聞かれて強気で言ってたけど、めちゃめちゃ上手いじゃないかよ!!!
— グッチ@無理しない (@tansunigonpo) 2016年6月9日
日本人最高です。お米は神様です。すみませんでした。 pic.twitter.com/WDvwBNALzr
お米には…神様がいるんだぞ…… …!!でも命は大事にしないといけないって誰かが言ってた
— maimai (@maimai2012ire) 2016年6月9日
【定期】
— 真九郎@月華また聞きたいマン (@yamato5764) 2016年6月9日
田んぼに裸足のプリンセス
歌:田fume
こまちな私君にひとめぼれ
瞳はきらら397
春に生まれた大事な気持ち
秋が来るまで育てるの
お米には88の神様がいるんだって
その中に1人でも
恋の神様がいるといいな
小川が米粒余すからイラッときて
— H ! n a t a . (@Vl____3110) 2016年6月8日
「お米には神様いるんだよ!だらしないから食べな!」って言ったらいつも言われてるからイラッときたのか
「何が神様だよ(イライラ」とか初めて米粒に対して反抗して来てクソむかついたからアンケートとった奴 pic.twitter.com/sumPpVFiTQ