ふと空を見上げた時に、吉兆の前触れと言われる「彩雲」(さいうん)をみることができたら、何か良いことが起こるかもしれません。幸運を招く、幸せの前触れと呼ばれる雲なんて、あるんですね。どんな雲なんでしょう?とても気になります。
吉兆を表す「彩雲」
彩雲(さいうん)は、太陽の近くを通りかかった雲が、緑や赤に彩られる現象である。別名として、瑞雲(ずいうん)、慶雲(けいうん)、景雲(けいうん)、紫雲(しうん)。英語で「炎の虹(fire rainbows)」、「虹の雲(rainbow clouds)」「iridescent clouds」とも呼ばれている。慶雲→夕空に現れ瑞兆とされる雲。瑞雲→めでたいことの前兆として現れる雲。祥瑞の雲。紫雲→ めでたいしるしとされ、念仏行者の臨終などにあたって、阿彌陀仏がこの雲に乗って来迎(らいごう)するという。色は紫。
彩雲ってどんな雲なの?
太陽から来た光が水滴の集まりの中を通過すると、回折により光の波長と水滴の大きさに応じて雲に色づくのが彩雲と呼ばれています。太陽の光のようにいろいろな波長(色)の光が混ざった光が回折すると、虹のように色が分かれます。太陽の光が雲の粒子にぶつかることでカラフルな色にわかれるということみたいですね。
果たしてどんなタイミングで現れるのか気になりますね。激しい雷雨の後に発生します。気温と湿度が高い時期の夕方近くが観察のチャンスです。夏の暴風雨の直後が最も現れる可能性が高いのだそうです。梅雨明けの暑い夏に見られるかもしれませんね。雨が上がって虹ができるのと同じようなタイミングで彩雲も観察することが出来るようです。
見るためにはどうしたらいいの?
ある場所から見て、太陽から一定の角度(46゜)離れたところで七色に輝く条件が整い、ちょうどその領域にある雲が輝いて見えます。彩雲を見るためのヒントをまとめたところ→・晴れて空がはっきりし、雲がある・午前中の目撃談が多い・条件が揃わないと見られないが、よく起こる現象・とにかくこまめに空をチェックする
ことだそうです。そんなにレアな雲ということでもなさそうですね。
関連ツイート
夏みたいな好天積雲.ちょっとだけ彩雲になっとる.地面に映った雲の影を追いかけたくなっちゃう. pic.twitter.com/h05wFosgQP
— 荒木健太郎 (@arakencloud) 2016年6月10日
思ったよりも晴れてきた日曜日の午後。巻層雲で彩雲ができ、飛行機雲が残りまた雲になる。風が強く変化に富んだ空。見てて楽しい。 pic.twitter.com/Tb01fZqTyG
— 千種ゆり子(気象予報士) (@yurikochikusa) 2016年6月5日
こんばんは。
昨夕やっとの思いで
渋滞の高速抜け京都市内へ
夕食前に『彩雲』頂きました。
またまた「ごっつぁんです!」『RT』『いいね』ありがとうございました。#写真好きな人と繋がりたい #ファインダー越しの私の世界 pic.twitter.com/mATbOPym15
— 微笑み三四郎 (@346hohoemi) 2016年6月4日
太陽の近くを通りかかった雲が、緑や赤に彩られる現象『彩雲』 pic.twitter.com/zt89FvWTWM
— ひとつ上の素敵な暮らし♡ (@nice_life_001) 2016年5月31日
まとめ
「彩雲」素敵な名称じゃないですか?しかも七色の雲なんて、とても綺麗でしょうね。ぜひ生で見てみたいです。
真夏は条件が揃うことが多いので、観察できるかもしれません!皆さんもぜひ探してみて下さい♪