厄除け

浄化作用に優れ癒し効果も備えた紫色のパワーストーン


浄化作用に優れ、邪気を払う力の高い紫色のパワーストーン。いずれのパワーストーンも、色の濃い、黒に近い色調のものほど魔除けとしてのエネルギーが高まり、白に近い明るい色調のものほど、ヒーリング効果が高まる傾向にあります。同じ石でも色調の異なるものがあるので、自分にあうものを選んでみましょう。

持ち主の徳を高めてくれるチャロアイト

チャロアイト
濃い紫色と白のマーブル模様が美しいチャロアイト(英語表記:Charoite)は、複数の鉱物が混じり合ってできているパワーストーンで、和名をチャロ石と言います。マンガンが含まれているため、チャロアイトは紫色の色味を帯びます。名前の由来は、シベリアに流れているチャロ川流域で発見されたからだとする説、ロシア語で魅惑という意味のCharoからつけられたものだとする説があります。いずれの説もロシアに関連していることからわかるように、チャロアイトの産地はロシアです。
チャロアイトは、浄化力に優れ、また非常に癒しの力が強いことで有名です。特に精神的な不調を鎮め、周囲のマイナスの力を浄化してくれるため、感情が高ぶっている持ち主の心を平常心へと導き、邪悪なものから守り、結果的に身体の不調を回復へと促してくれます。お守りとしても高いパワーを持っていて、特に持ち主と周囲の人間との関係を良いものへと導いてくれます。

パワーストーンとして非常に強力な力を持つアメジスト

アメジスト
紫色の代名詞のように、「アメジスト色」という表現がよく使われるアメジスト(英語表記:Amethyst)。小説などでもよく使われるのが頷ける、とても綺麗で印象的な紫色のパワーストーンです。アメジストの和名は「紫水晶」と言います。和名が示す通り、アメジストは、紫の水晶、クォーツ(石英)です。ブラジルとウルグアイがアメジストの産地として有名ですが、それ以外にも、北米・中米・インド・南アフリカ、ロシアなど世界各地で産出しており、日本でも非常に質の良いアメジストがとれます。アメジストは熱を加えると色が変わる他、太陽光で退色してしまうので、手に入れたら、直射日光を避けて保管する必要があります。
さて、このアメジスト、2月の誕生石としても有名ですが、古来より各地で宗教的な儀式でもよく用いられてきました。いわば、パワーストーンの代表格とも言える存在がアメジストです。アメジストは、浄化作用に優れ、特に愛情に関する力が強い石です。真実の愛を貫き、守ってくれる石として、世界中で尊重されてきました。それだけでなく、その強い浄化作用と癒しの力で、持ち主の心身を整え、希望に満ちた心にしてくれます。アメジストも、紫色の石の多くが持つ、創造性を高める力を秘めています。

浄化力が高く持ち主に邪悪なものを寄せ付けないスギライト

スギライト
綺麗な紫色が印象的なスギライト(英語表記:Sugilite)は和名を「杉石」と言います。実は、英語表記でも使われている「スギ」は和名の「杉」から来ています。これは、スギライトの発見者が日本人で、その発見者の師にあたる「杉教授」の名前が由来となっているからです。こうした経緯からもわかるように、スギライトの主な産地は、日本です。日本以外にも、南アフリカなどでもとれます。スギライトは、鮮やかな紫色だけでなく、黒みを帯びた紫から白みがかった紫、また黄褐色、青みがかった色、ピンク色など様々な色のものがあります。中でも黒に近いものは邪気を払う力が強いため魔除けに最適であると言われており、反対に白に近い色のものは、癒し効果が高いと言われています。つまり、スギライトは、色調によってもたらすエネルギーが異なります。特に色の濃いものは、邪気を払う力が強いため、魔除け、厄除けに持つと良いでしょう。そこまで強い力を必要としない場合には、明るい色調で癒し効果の高いものを身につけると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?アメジストもスギライトも日本で多く産出しますから、目にする機会は多いかもしれません。産地の近くに観光などで立ち寄った時には、是非とも手にとってみましょう。一方、チャロアイトは、ロシアでしか産出しない石で、しかもどんどん産出量が減っています。もしお店などで見つけることがあったら、それ自体がラッキーなことかもしれません。

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