パワーストーンにはそれぞれの意味やメッセージ、エネルギーがパワーとなって込められていると言われています。実は、色にもパワーストーンと同じように、それぞれの意味やメッセージ、エネルギーが込められています。今日のラッキーカラーがピンクだったら、ピンクのパワーストーンを身につけてみると良いかもしれません。
愛情の象徴として知られているモルガナイト
モルガナイト(morganite)は、緑柱石(ベリル)の一種で、きれいなピンク色をしているパワーストーンです。モルガナイトの産出地は、アメリカ・イタリア・ジンバブエ・ナミビア・パキスタン・ブラジル・マダガスカル・南アフリカ・モザンビークが有名です。
モルガナイトは、愛情を象徴するパワーストーンです。モルガナイトを身につけていると、持ち主自身が深い愛情を持つことができるようになり、また、周囲からの深い愛情にも恵まれます。モルガナイトは、連綿と続く深い愛情の根源となるエネルギーを持ち主に与えてくれます。愛情に疲れている人が持つと、その疲れが癒され、凝り固まってしまった心も解きほぐされると言われています。一方的に周囲から愛されるのではなく、この石を持つ人自身が愛情深くなり、その周囲の人も愛情深くなるため、自然とバランスのとれた状況になり、長続きする愛をはぐくむことができるでしょう。
また、モルガナイトは、持つ人の魅力を引き出してくれる効果もあると言われているので、徐々に自信がついてきて、さらに魅力的になっていくでしょう。
愛と美の象徴として女性に人気のローズクォーツ
ローズクォーツ(Rose Quartz)は、ばら石英と呼ばれる色つきの水晶の一種です。日本語では紅水晶と言い、名前のとおり、ピンク色をした綺麗なパワーストーンです。色つきの水晶は他にも様々な色のものがありますが、ローズクォーツの産出量は非常に少なく、産出地の大部分は、アメリカかブラジルです。
ローズクォーツは、よく知られているように、愛と美の象徴的なパワーストーンです。愛と美がセットになっていることからも想像できるように、女性の美しさを際立たせてくれるとともに、恋愛成就に大きな力を添えてくれると言われています。
女性が身につけやすいかわいらしいピンク色で、効果も愛と美であることから、様々なアクセサリーに採り入れられています。
ネガティブな感情が消え失せる癒しの効果もあるため、失恋した人が身につけていると、その傷を癒して新たな恋へと前向きになることができると言われています。
持ち主をバラ色の人生へと誘ってくれるインカローズ
インカローズは、菱マンガン鉱というマンガンの炭酸塩鉱物の中でも美しいピンクの色合いをしたものを言います。インカ帝国が存在した南米を主な産出地としているため、この名称がついています。
他の産出地としては、アメリカ、中米、日本、南アフリカ、ルーマニアなどが挙げられます。
インカローズは、愛だけでなく、夢や情熱をも象徴するパワーストーンです。
ピンク系のパワーストーンは全体的に愛情運を高めてくれるものが多いのですが、このインカローズは、愛情運の中でも、恋愛運にとても強いパワーを与え、永遠の相手・結婚相手との出会いに導いてくれると言われています。その強い力は、たとえ失恋をしていたとしても、その傷までも癒し、新たな深い愛情を分かち合える相手へと導いてくれます。南米の人々が明るく陽気で情熱的な人が多いのも、インカローズを身につける女性が多いせいかもしれませんね。
素直な心と思いやりに満ちた人へと導くロードナイト
ロードナイト(rhodonite)は日本語では薔薇輝石(ばらきせき)と呼ばれるバラ色のような色をした石です。「ロード」という言葉は、ギリシャ語でバラを意味しています。
優しいバラ色の印象通り、ロードナイトは持つ人の心を優しいものにしてくれます。優しさだけでなく、行動力も与えてくれるため、ロードナイトの持ち主は、他人を思いやる優しい気持ちを持ちながらも素直に自分の心を相手にさらけ出す積極性を持てるようになります。その結果、本来の自分を出すことができるようになり、素直に自分の気持ちを相手に伝えることができるようになるのです。このため、周囲の親しい人との関係が誤解やこじれたものになってしまっている場合でも、そうした関係を修復してくれると言われています。
慈悲深く思いやりのある人へと導くクンツァイト
クンツァイト (kunzite)は、リシア輝石(spodumene)の一種で、主な産出国は、アメリカ、アフガニスタン、パキスタン、ブラジル、マダガスカル、ミャンマー・メキシコです。リシア輝石は、その石が持つ色合いで、それぞれ名称が異なります。クンツァイトはピンクから紫がかったトーンの色のものを差しますが、他に、たとえば黄色のものはトリフェイン (triphane) 、黄緑から緑がかったトーンの色のものはヒデナイト (hiddenite)と呼ばれています。
クンツァイトも他のピンク系のパワーストーンと同様、愛情運に作用します。愛情を勝ち取るというよりも、持ち主を慈悲深く思いやりのある寛容な心の持ち主へと導きます。愛情を与える喜びを得られるようになるため、穏やかな心で周りの人に接することができるようになり、その結果、周りに人が集まってきます。
他のピンク系の石と同様、失恋で傷ついた人の心を癒し、再び恐れずに前進できる力を与えてくれます。人からの愛を得ようとするのではなく、自分から愛を与えられる人間へと導いてくれるため、クンツァイトの持ち主の周りには、ポジティブで明るく愛情深い空気が満ち溢れるようになります。その結果、持ち主の周りには、同じように愛を与えてくれる人が集まるようになるのです。
まとめ
いかがでしたか?ピンク系のパワーストーンは、ある意味イメージ通り、愛と美の象徴のような石が多いようですね。女性に似合う色ですから、石の持つパワーにこだわらずに、気に入った石を、おしゃれの一環で身につけても良いでしょう。