見た目にも可愛い猫。 様々なご利益を招くとして、昔から親しまれてきました。
今回は猫の開運力と、知って得する「招きネコ」の基礎知識をご紹介します。
黒猫は縁起が悪い?
「黒猫に前を横切られると縁起が悪い」と聞いた事はありませんか?実は江戸時代のあたりでは、黒猫は縁起の良い動物として認知されていました。
どうやら外国の影響を受けて「縁起が悪い」と言われるようになったようです。
江戸時代には黒猫を飼うと結核が治るとも言われ、縁起のよい『福猫』として魔除けや幸運の象徴とされていました。
現在でも「クロネコヤマトの宅急便」でも商標として使用されていますよね。
けして縁起が悪いという訳ではないようです。
ネコを飼うと運勢がアップする?
実はお部屋が汚れてしまうため、風水の観点ではあまり勧められていません。風水の国、中国では「自来狗富、自来猫窮」と言われます。
訳すと「犬が自分でやってきたらその家は栄える。猫が自分からやってきたらその家は没落する」という意味になります。
ネコを飼う際には常にお部屋を清潔・綺麗にし、凶意を抑えるように努めたいですね。
招きネコの選び方
日本人ならば誰でも知っている開運・幸運グッズの招き猫。色、招き方、手の高さ等に注意して選び、ご利益を上げましょう。
・手の上げ方
左手→人(客)を招く
右手→金運を招く
ちなみに両手を上げていると「お手上げ」となります。欲張りはいけないという事ですね。
手の高さが高けい程に、遠くの運を引き寄せるとされています。
・色 白猫→白ベースのネコの場合「来福招福」という意味。純白のネコの場合、潔・純粋を意味していて幸せを包み込んで育てるという意図があるようです。黒猫→魔除け厄除け。
赤猫→無病息災となる病除け。
ピンク→恋愛運。金色→金運。黄色→良縁。青→学業向上。緑→家内安全や交通安全。
様々な色が用意されていますので、招きたいご利益に応じて選んでみたいですね。
・子猫が周りについている招きネコの場合家族を模している意味で家内安全・家庭円満を願い、多数の猫によって多福を得る意味もあります。
中には子猫にそれぞれ色がついていて、沢山の福を意図する招き猫もあるそうです。
関連ツイート
今日1月4日は 石の日
ということで
縁起のよい黒猫さんと石灯籠 pic.twitter.com/PlORg3Deaf
— ユウ (@yu_yu_bon) 2016, 1月 4
日本では、ネコに道を横切られると縁起が悪いとも良いとも言われる。
これは『月夜に黒猫が横切ぎると、横切られた者が流行病で死ぬ』というアイルランドの迷信が起源。
イギリスではむしろこれを幸運の印とすることが多い。
— 猫トリビアbot (@NekoTrivia_bot) 2015, 12月 29
青い目をした白猫は耳が聴こえないことが多い(3割~4割程度)
オッドアイをした白猫でも青い目の方だけ耳が聴こえないなどもあるそう
猫のオッドアイは「金目(黄・茶・緑・橙)銀目(淡青・銀灰)」が普通
縁起のいいものとして珍重されたそう
もしみかけたら思い出してみてほしい
— 創作のネタ提供(雑学多め) (@sousakubott) 2015, 12月 26
【『福べ』シリーズ】縁起の良いふくべ(瓢箪)の中に粒人形。粒猫飾り(白)・(黒)。 pic.twitter.com/1q6t4eSLPC
— Ω社 (@ohm_sha) 2015, 12月 25
まとめ
いかがでしたでしょうか。猫はその色に関わらず幸福を運ぶ動物とされています。
招きネコもご紹介したポイントを押さえながら、上手に愛用し、福を招きたいものですね。