最近はフランクな会社も増えてきて、あまり言葉遣いにうるさく言わないところもあるかと思いますが、やはり上司への正しい言葉遣いは知っておいて損はないですよね。
また例えざっくばらんな上司で、自分たちが間違った言葉を使ってもやさしいままの人もいるかもしれません。
でももしかしたらやさしい笑顔の裏側で「この部下は言葉遣いがなってないから期待できない」と思われているかもしれませんよ。
一見正しく使われているように見えるけど上司に使うには絶対にNGな言葉を紹介しますので、ビジネスマナーの参考にしてみて下さい。
どんなに気にしない上司でも言葉遣いが悪い部下と良い部下がいたら良い部下に仕事を任せたくなりますよね。
最も基本的な言葉「かしこまりました」
上司になにか仕事を振られたときに「かしこまりました」または「承知しました」と言えていますか?「了解しました」や「分かりました」と言ってしまいがちですが、この「了解」や「分かる」という単語は目上の人に使うのはNGなのです
。同僚や部下には使えますが、上司でも相手先でも目上の人には必ず「かしこまりました」か「承知しました」を使うようにしましょう。
日本人が最も使う「すみません」はNG!?
「すみません」という言葉はとても使い勝手がよく、謝るときでも人を呼ぶときでも使ってしまうとても便利な言葉です。そんな便利な言葉だからこそ上司にも使ってしまいがちですが、目上の人と話すときはどのような状況でも「すみません」はNGなのです。
目上の人と話しているとき謝るときは「申し訳ございません」、目上の人に話しかけて呼ぶときは「恐れ入ります」という言葉がちゃんと出ればこの人は言葉遣いが良いという印象を与えることができます。
最近よく出てきた言葉「なるほどですね」
最近良く若いサラリーマンや営業の人が「なるほどですね」という言葉を使っているのを耳にします。でもこの「なるほどですね」という言葉、少し変ですよね。
これは「なるほど、そうですね」という言葉を略して言ってしまっているので日本語的にNGな言葉なのです。「なるほど」だけならまだ目上の人に使えるのですが、無理に敬語にしようとして失敗してしまっている典型的な単語なのです。
最もNGなの言葉とは
目上の人に対して「ご苦労様です」と言ったことはありますか?この言葉は上司に対して最も言ってはいけない単語なのです。
もともと「ご苦労様」という言葉は大名やお侍様など偉い人が下の者に対してねぎらうための言葉なのです。
今では普通に使われるようになったのでついつい言ってしまう癖がついてしまっているかもしれませんが、目上の人に「ご苦労様」と言ってしまったら完全にアウトです。この言葉には細心の注意が必要です。
■関連ツイート■
「了解です」は30代の部下でも使う。「畏まりました」だと教えても使う。アホくさいので奴等には時々「らじゃ〜了解〜」と返事してやる。 --- 「ご苦労様」「了解です」「〜っす」それじゃ社会では通用しない? 新人が使っていて驚いた言葉遣い http://t.co/wU7FCs1C1H
— 舞殿王子 (@maido0808) 2015年4月29日
フジのドラマ言葉遣いおかしい。部下が上司にご苦労様って
— iso (@2beclown) 2014年1月24日
急に思い出したが、日本の某警察小説で部下が上司に向かって「ご苦労様です」と言うシーンにはビックリしたな。言葉遣いには気をつけてもらいたい。
— 佐野2升 (@sanonimasu) 2011年3月17日
クレーマーのお客様宅にて「了解でーす」と返事して更に怒りに火を点けた男性がいた。同伴した上司にそのことを聞かされても何故なのか解らぬ社員が沢山いたなぁ。老若男女問わず。言葉遣いの認識なんてそんなもの。>RT
— 仙人@キー太に夢中♪ (@kuriyusu) 2016年6月12日