子供が今いる人もそうでいない人も、子供との接し方には自信がありますか?もちろん自分も子供の頃があり今の自分があるわけですから、子供の気持ちはわかっていると思う人も多くいるかもしれません。
ですが子供が置かれている時代背景やそれぞれの子供が持つ個性や性格は様々で、「わかっているつもり」でも無意識に子供を傷つけるような言葉を言ってしまっているかもしれません。
将来は大成功して大金持ちになってというような大きな望みではなく、最低限のびのびと健康に優しく育ってほしいと思うのが親の本心だと思いますので、今回は子供がのびのびと育つために親が使ってはいけない言葉をいくつか挙げてみたいと思います。
イライラした時やふとした時に子供にそんな言い方をしていないか確認をしてみてください。
頭ごなしに「○○しなさい!」と言ってしまうのはNG
良く親が「おもちゃを片付けなさい!」と叱っているのを耳にしますが、頭ごなしにすぐ「○○しなさい!」と言ってしまうことには注意をしなければいけません。もしかしたら今から片付けようとしていたのに「片付けなさい!」と言われると、子供のやる気はどんどん低下してしまい逆に片づけたくなくなってしまいます。
たとえば「お片づけはいつ?」であったり「遊び終わったら片付いているのと散らかっているのとどっちがいい?」と言ったような質問口調にすると子供は具体的に片づけることを想像することができるので効果的です。
無意識に言ってしまう「だからダメなのよ」
「だからダメなのよ!」という言葉を聞くとちょっと厳しい言葉に感じて、「そんなことを子供に言うわけない」と思う人がほとんどだと思いますが、無意識に言っていることがあるのです。何か子供が夢中になっているけど失敗を繰り返すことに対し「だからダメなのよ、ちょっと貸してごらん」と強い言い方ではないですが、無意識に言ってしまっていることがあります。
子供は無意識でも親の言った事は心に響いているので、このような言い方は子供のやる気をそいでしまいます。
できないことに対して何かを言うのではなく、ここまではできるようになったと言う言い方をする癖をつけると子供はのびのびと成長してくれるでしょう。
他の誰かと比べることもNGです。
子供には大人が想像できないほど無限の可能性を秘めており、個性があるのです。その子供一人一人が持つ個性を大事にするためにも、他の子供と比べることはしないようにしましょう。「○○君に負けちゃうよ」ですとか「○○君の方が上手だったね」という言葉は子供の持つプライドを傷つけてしまいます。
子供は失敗することが当たり前なので、その失敗を人と比べるのではなくここまでできるようになったという事を褒めてあげるようにして下さい。
実は子供を否定している言葉「あなたのためだから」
「あなたのためだから」と言っている時は絶対に子供の意に反することを教え込んでいると言う事になり、子供をのびのびと育てるには向いていない言葉だと言えます。何かを子供に強いている時に使われる言葉なので、この言葉を言われると子供は「何か嫌な事をされる」と無意識に察知して委縮してしまうのです。
いきなり「あなたのためだから」と自分の考えを押し付けたりせず、子供がまず何をしたいのかをちゃんと聞いてあげることを優先しましょう。
■関連ツイート■
自分の子供を否定する親はほんと駄目。他人の子褒めて比べるとかもっとやっちゃいけない(うちの親
— mog (@mog_saga) 2015年12月6日
「お兄ちゃん/お姉ちゃんだから」という抑圧の言葉とか、他のきょうだいと比べる発言は、子供を駄目にすると思う。
— エリカ様がみてる|ω・) (@erika_heath) 2012年12月20日
子供のためにとか、あなたのためにとかは行き過ぎるもしくは本人の意向にあまりに沿っていないとただの自己満で、言ってる本人がそうしたい(あなたや子供に自分の行為(好意)を押し付けたいがための)言い訳なんよね。。
— chibick (@chibick_one84) 2016年8月28日
みんなやってる、普通はそう、あなたが心配だから、もうやめてくれ。
「あなたのためを思って~」なんて言う人に、本当に相手のためを思っている人なんて、ほぼいない。結局、自分が気にくわないだけだから(^^)恩着せがましいし、何様のつもりなんだろう。子供の頃から、こういう人が大嫌い(¬_¬)
— 三毛子 (@mikeko1129) 2016年8月11日