日々仕事や人間関係でお酒の席は欠かせないものとなっており、どんな人でも一度はお酒で失敗をしたことがあるのではないでしょうか。
お酒を飲みすぎた翌日は仕事が全くできず同僚や上司に迷惑をかけたり、最悪の場合は二日酔いで会社を休んでしまうなんてことも。
そんな失敗すると仕事運や健康運を悪くしてしまう「二日酔い」を何とかしたいと思っている人のために、今回は簡単にできる二日酔いに効果があるものをいくつかご紹介します。
どれも医師が認めたものばかりなのでちゃんと医学的にも正しい方法なので、参考にしてみて下さい。
お酒の前に牛乳を飲むと良いというのは本当?
二日酔い防止に有名なのが「お酒の前に牛乳を飲む」という予防法なのですが、これは医学的に本当に効果があるのでしょうか?答えは「半分イエスで半分ノー」です。
よく言われているのが「牛乳で胃に膜を張ることができるのでお酒に酔いにくい」ということですが、これは間違いなのです。
胃に膜を張るということではなく、牛乳に含まれるたんぱく質が血中のアルコール濃度を低くさせてくれるため二日酔いになりにくいのです。
お酒を飲む前にはたんぱく質を多く取ると良いので極端な話牛乳よりも牛肉を摂取したほうが二日用に効果があるのです。
お酒と一緒に飲むのはかならず「水」にしましょう
お酒と一緒にアルコールではない水分、いわゆるチェイサーを一緒に摂ると中和され悪酔いしないという話は有名ですが、チェイサーは必ず「水」で統一するようにしましょう。実は緑茶やウーロン茶などをチェイサーにしてしまうとお茶の持つカフェインの力によりアルコールを吸収してしまいかえって悪酔いしやすいのです。
さらに身体に吸収されやすいスポーツドリンクやエナジードリンクなどの飲料はもってのほかで危険なので、お酒と一緒に飲むチェイサーは必ず「水」で統一するようにしましょう。
スポーツドリンクは飲んだ後に摂ると効果的
お酒を飲んでいる最中にスポーツドリンクを飲んでしまうとアルコールの吸収を助けてしまうため危険ですが、お酒を飲んだ後や翌朝にスポーツドリンクを飲むと効果が高いと言われています。スポーツドリンクにはアルコールを分解するために必要な水分糖分塩分がバランスよく含まれており、吸収も早いことからお酒を飲んだ翌朝には最適の飲み物だと言われています。
飲み会のシメはラーメンではなくお茶漬けを
お酒を飲んだ後はどうしてもラーメンが食べたくなってしまいますが、飲み会の後のラーメンは完全に塩分過多になりアルコール分解に必要な水分を奪ってしまいます。お茶漬けであればラーメンほどの塩分がなく、水分も取れて胃を暖めてくれるので飲みの後にどうしてもシメが食べたい場合はお茶漬けを食べるようにしましょう。
またグレープフルーツやイチゴなどのフルーツはアルコール分解を助けてくれますので飲みの最後にデザートとしてフルーツを食べるのも良いでしょう。
■関連ツイート■
お酒を飲む前に牛乳を飲むと胃に粘膜を張って守ってくれるというのはうそ。牛乳はタンパク質なので、胃酸で凝固して、あっという間に膜を張らなくなってしまうそうです。数秒で効果は切れるとのこと。
— 健康・お悩みプチ情報@相互フォロー (@kajirojpn) 2015年3月28日
お酒を飲む時に牛乳を飲むと胃に膜が張って悪酔いしないは嘘。ただし、肝臓機能を高めるので効果はあるけど即効性はないとのこと
— 藤川上総(FF14@Atomos鯖) (@Kazusa555) 2015年3月24日
アルコール薄めるためには何飲んだら良いんだろ?
— からあげ (@0605Y_ver2) 2016年5月9日
やっぱ水?お茶はどうなんだろ?
スポーツドリンクはアルコールの吸収も早めちゃうからやめた方が良いんだっけ?それはアルコールと一緒に飲むなって話???
普段お酒呑まないっつーか呑めないから、からあげさんわかりません
二日酔いにスポドリ効くなー……しじみ汁飲みたい
— シャケ*ベルセリアなう (@daido_ji) 2016年9月3日