子は宝。そして、神様からの授かりもの。
日本では「こうのとりが赤ちゃんを運んでくる」というお話しが有名ですね。
実は、このお話しはドイツに古くから伝わる民話が原点なのだそうです。
子宝は、世界共通の願い事・・・。今回は、世界の子宝のお守りをご紹介します。
バオバブの木
ケニア・サバンナの乾いた大地に根を降ろし、太い幹に緑豊かな葉を広げ巨大に育つバオバブの木は「生命の木」「幸福の木」とも呼ばれ、枝がたくさん分かれているところから「子孫繁栄」の象徴とされています。
子宝を願って、バオバブの木のオブジェを飾ってみましょう。
バオバブの木を種から育てるというのも素敵ですね!どこまで大きく育つのでしょう!
マトリョーシカ
ロシアの民芸品、マトリョーシカ。
大きなマトリョーシカから中くらいのマトリョーシカ、小さいマトリョーシカ・・・と、中からどんどんマトリョーシカが生まれてくるという入れ子式の人形です。
語源はラテン語の「母」という意味で、子宝のお守りとして、また妊婦さんへ安産のお守りとして贈られることもあります。
ココペリ
笛を吹く精霊ココペリ、ネイティブのインディアンやホピ族が豊穣の神として大切にしてきた存在です。
ココペリの背中には種があり、大地に種を撒いて豊穣を祈るための笛を吹き、人々を幸福にするという伝説があります。
ココペリが笛を吹くと、緑が甦り、花は咲き乱れ、動物達はたくさんの子を生み、歌い踊って豊かに暮らしていくのだそうです。
豊穣は子宝にも繋がり、多くの幸福を与えてくれるでしょう。
さるぼぼ
日本では有名な子宝のお守りのひとつ、さるぼぼ。
一度はお目にかかったことがあるのではないでしょうか。飛騨高山などで昔から作られている人形です。
「ぼぼ」とは赤ちゃんのこと。
災いが去り、家庭円満、子宝に恵まれ、安産を願うお守りとして知られています。
通常は赤いさるぼぼですが、子宝にはオレンジのさるぼぼが人気です。
中国の泥人形、木村さん
中国の泥人形・・・なのに、木村さんという名前の子宝の神様!
由来は、木村さんという名前の日本人の方が、中国に旅をしたとき中国民芸品の泥人形に一目惚れをして購入したのが始まり。
帰国して、友人に泥人形をプレゼントしたところ、なんと友人がめでたく懐妊!
そこから、木村さんを手にした人や見た人が次々と懐妊したという報告が相次いだそうです。
木村さんの容姿は、なんとなく日本の大黒様にも似ています。
打ち出の小槌を持った福の神・大黒様は子宝の神様でもあります。
穏やかな表情にふくよかなお姿には、とても癒やされますね。
まとめ
子どもは世界の宝。未来を作る子ども達を生み育てて、守っていきたいですね。
子宝のお守りで、可愛い赤ちゃんが授かりますように・・・♪