「殺人する夢」は誰を殺すかで意味が変わる！

少なからず一度くらいは「殺人を犯す夢」を見たことがあるでしょう。この夢はどんなふうに殺したかと言う方法よりも、「誰を殺したか」に対して焦点があてられることが多いです。そして、これらの中には吉夢や不吉な夢が混在しています。そこで、ここではよく見る対人関係を挙げつつ、その殺す夢の意味合いについて探っていきます。

その①：親を殺す夢…親離れの時期の証

思春期の子供にとくに多い夢として「両親を殺す夢」があります。これは子供時代にはネガティブな印象としてとらえられがちですが、以外にも多い子供が体験している夢なのです。そして、夢占いからすると吉夢で、むしろ歓迎すべき夢として解釈されています。なぜなら、この親を殺す夢は自立して親離れの準備が整ったことの証となる夢だからです。そのため、親を殺す夢は吉夢とされています。

ただし、親元を離れているにもかかわらず「殺害する夢」を見るなら気をつけねばなりません。なぜなら、子供時代に恨みを持っている可能性があったりするからです。そのため、定期的に「両親を殺す夢」を見るなら、親しい間柄の人に相談をすると悩みが和らぐでしょう。

その②：恋人・パートナーを殺す…危険な夢かも

恋人・パートナーを殺害する夢を見ることは、基本的には吉夢です。そのため、こうした夢を見たら関係性に進展が見られ、結婚や正式に付き合ったりできるようになるでしょう。

ただし、この夢は危険を表していることもあります。例えば、独占欲が高まっており、独り占めしたい、嫉妬感が芽生えていることを暗示している場合もあります。そのため、あまりにも強い束縛を要求して、かえって関係性を崩してしまうことにつながりかねません。

こうしたことから、どうして殺すことになったのかなど夢の中のストーリーを反芻して、独占欲にかられていないかなどに気を配るといいでしょう。

その③：知人を殺す…人間関係の再構築になる

殺す相手は身近な人に限らず、友人や知人、知らない人などもいます。こうした人を殺す夢を見た場合は、どんな意味を持つのでしょう。結論としては、「人間関係を再構築できる」チャンスとなります。

友人や知人などを殺害する場合、基本的にはこうした人に対して普段から苛立ちを覚えています。そして、それがフラストレーションとして積み重なっているので、関係性は最悪と言えます。しかし、一度殺害する夢を見ると、苛立ちを解消することができるようになり、嫌なところばかりを見なくて済むようになるのです。その結果、友人・知人との関係を良いものにすることができるようになります。