たかだか迷信ごとだと侮るなかれ、
人間の信じる力は現在の科学でも証明できないほどおすごいチカラを発揮する時があるのです。
試験や仕事のプレゼンなど、大事な勝負どころの前には縁起のいい食べ物を食べて臨んで行きたいものです。
有名な食べ物ではめでたいときの鯛の尾頭付き等がありますが、食べ物で験担ぎをして勝負ごとに臨むという行為ははるか昔からずっと行われてきました。
そんな勝ち運が強そうな食べ物となぜ縁起がいいのかを紹介していきたいと思います。
カツ丼で「勝つ」!
言わずとれた勝負ごとの前に験担ぎで食べる料理の代表がカツ丼、またはトンカツです。その名のとおり「勝つ」が名前に入っているので誰もが知っているかと思いますが、元は衣をつけて焼くというフランス語の「コートレット」という言葉が日本で短くなって「カツレツ」という言葉になったのです。
そのまま「コートレット」という名前だったら縁起の食べ物にはなっていなかったかもしれませんね。
鰹節で「勝つ」という人も
カツオ節にも「勝つ」という縁起のいい言葉が入っているので験担ぎにする人もいます。カツ丼やトンカツに比べてマイナーなイメージがあるかもしれませんが、肉が苦手な人は勝負ごとの前に験担ぎでカツオ類を食べるそうです。
鰹節にすれば手軽で何にでも合うので手軽でいいかもしれません。本当に大事な勝負ごとの前にはカツ丼に鰹節をかけて食べれば怖いものなしかも(笑)
キットカットで「きっと勝つ!」
海外で発売され日本でも人気のウェハース入りチョコレートのキットカットですが、いつのまにか受験などの勝負ごとの前に食べる定番になりました。「きっと勝つ!」と語呂合わせされ験担ぎされるようになったかは不明ですが、20年以上前から受験生の間で流行り始めましたね。
受験シーズンにはオリジナルのキットカットも発売されるようになり、日本中で知らない人はいないというぐらい有名なエピソードになりましたね。
キットカットに続けとばかりに縁起のいいスナック類が発売!
キットカットの「きっと勝つ」が大流行したのをきっかけに縁起のいい名前のスナック類がどんどん発売されました。カールが受験生に向けて「受カール」として発売したのは有名ですが、
トッポというお菓子もTOPPOの最後の1文字を変えてTOPPA「突破」なんてシリーズを出したりもしました。
日本人の食べものに対する験担ぎは世界一かもしれませんね。
縁起のいい食べ物、みなさんツイートされてます
@neriame0411 「ちまき」は古来中国で厄払いの食べ物とされ、
— しじみ (@SHIJIMIS) 2016年5月5日
「柏もち」は柏の葉が新芽が出るまで落ちないことから縁起がいいとされたそうです
大福は縁起のいい食べ物だ。黒星を白星で包む…らしい。
— 宝石の先導者 サラ@宝石騎士部 副部長 (@sr_sarasa) 2016年4月23日
つくねは「(配当が)つくね」に掛かっており縁起のいい食べ物として知られている。
— ぶらえん (@Black_Emblem) 2016年3月20日
@CP_momoka_ist 今日はちらし寿司ね
— しょうちゅう (@syoutyu_cf) 2016年3月3日
他にも蛤のお吸い物とか菱餅とか縁起のいいって食べ物はいっぱいあるよ