最近ネットニュースやSNSでよく紹介されるようになった「スーパームーン」という言葉、聞いたことはあるけど実際普通の満月との違が良く分からない人も多いのではないでしょうか。
ただの満月とは違い、夜空に巨大に浮かぶ満月のことをスーパームーンと呼ぶのが一般的ですが、このような現象はなぜ現れるのでしょうか?
ただでさえパワーの強い満月ですが、スーパームーンが発生することでどのような効果があるのかを紐解いていきたいと思います。
スーパームーンは大昔から存在していた
スーパームーンと言う呼び方は最近作られたものですが、この巨大な満月は大昔からありました。太古から日本人は月とは密接な関わりを持っており、十五夜など月に関する行事はたくさんありました。
大昔スーパームーンが現れると自然災害や災いが起こると言う噂もありました。
それだけ昔から満月には力があると信じられてきたのです。
スーパームーンはどうすれば見られるのでしょうか
スーパームーンを見るための条件としては第一に満月、または新月であることです。満月はわかるかと思いますが新月と言うのは太陽と月と地球が一直線に並んだ状態で、月が地球から全く見えない状態の事です。
満月はその逆で、太陽と地球と月が一直線に並んだ状態で月全体に太陽光が当たっているのが地球から見えている状態のことです。
スーパームーンを見るためにはこの条件は必須です。
月の軌道が地球に近づくことが必要です
月は約1か月をかけて地球を一回りしているのは周知の事実ですが、その月の軌道はきれいな円で地球を回っているのではなく、楕円形の軌道を描いているため地球に近づくときと遠ざかるときがあるのです。この軌道と満月新月の条件が揃って初めてスーパームーンを見ることができるのです。
スーパームーンを見るためにはこの条件を逃さないように日々情報を収集する必要があります。
年に1回のスーパームーンは見逃せない
満月は月に1回発生しますが、スーパームーンは年に1回しか発生しません。近年はテレビやネットで次のスーパームーンの条件が揃う日の情報が出ますので、その日をしっかりと覚えておく必要があります。
ただスーパームーンは昼間に現れることが多く、日没直後がスーパームーンを見易い時間帯だと言われています。
望遠鏡などを用意してしっかりと見ることができる準備をしておきましょう。
■関連ツイート■
2014年7月にニューヨークの高層ビル群の合間から観測されたスーパームーン。
— 夜空を見上げて (@lookupthe_sky) 2016年6月10日
ビルから洩れる多くの灯りが月とマッチしてお洒落でポップな風景になっています。 pic.twitter.com/cUKve6axmn
スーパームーンって言うんだって!恋愛成就しそうな予感(*゚ー゚*) pic.twitter.com/PSxG4VeJY7
— 愛♡胸キュンのとき (@5962kprdxxn1) 2016年6月3日
スーパームーン ? pic.twitter.com/Sx27nFjWGN
— wakan (@smile_swkn) 2016年6月2日
リオデジャネイロのスーパームーン(2012年5月6日) - ブラジル https://t.co/m3S47V3RAi pic.twitter.com/K3SzYpPWhP
— かいしんのつぶやきbot (@kaisinnotu) 2016年6月1日