女性でも男性でも30歳を過ぎたら仕事や家庭にとても忙しくなっていると思います。
もう20代の頃のような毎日楽しく生きている自分とは違い、現実に直面して悩んだりしていることも多いのではないでしょうか。
今回はそんな忙しい30代に「心の断捨離」をおすすめしてみようと思います。
心のいったい何を捨てるのかというとそれは「執着心」です。
仕事に家庭に恋に疲れている人は一度この頭の中にある執着心を取り払ってみてはどうでしょうか。
今人生に少し疲れている人や、仕事やプライベートがうまくいっていない人は参考にしてみて下さい。
仕事での強すぎる執着心をなくしてみよう
30代を過ぎると仕事も責任のある事をまかされるようになります。20代の頃にはいなかった部下がついてその部下に対してイライラしてしまうこともあるかと思います。
「なぜ自分が思ったようにやれないのか・?」「なぜそのような考えかなになるのか?」と自分とはやり方や考え方が違うとイライラしてしまいます。
逆に「こんなやり方もあるんだな」と軽く考えるほうが精神的にも楽ですし、部下にもイライラを悟られず関係は良好になります。
他人のやり方を受け入れるようになれば心の成長が実感できるでしょう。
恋愛での執着心をなくしてみよう
30代の恋愛はやはり結婚の事を考えて少し焦り気味になってしまいがちです。見た目の良い人や収入の良い人といった条件を一番に考えてしまうとこの先ちょっと大変です。
最初は「この人どうかな?」ぐらいの人と恋愛を始めると案外うまくいったりするのです。
「この人が一番!」という執着心が出て相手が100点だと思ってしまうと長く付き合った場合にだんだんマイナスの部分が出てきてしまいます。
最初の点数があまり高くない人と長く付き合うとだんだんプラスの部分を見つけられるようになりますよ。
プラスに考え感謝する心を持つことができます。
執着心は大げさに言い換えれば「自分の考えの押し付け」であると言えます。今仕事や恋人を失ったら怖いと思ってがむしゃらにがんばるのは良いのですが、がんばりすぎるとかえって相手にプレッシャーを与え疲れさせてしまう可能性が出てきます。
「この人しかいない」と思って尽くしすぎる恋愛や、「自分が正しい」常に思い他の人のやり方を認めない仕事のままだと自分も相手も疲れきってしまいます。
他人が間違っているという考えは捨てて、世の中には人の数だけやり方があると思うようにすれば「こんなやり方もあるのか」と感謝できるようになりますよ。
「LET IT BE」(なるようになる)の精神を忘れずに
強すぎる執着心は捨てて、レット・イット・ビー(なるようになる)の精神を持つようにしましょう。30歳を過ぎた頃からやってくる仕事やプライベートでのプレッシャーも、世の中の流れに身を任せ他人も自分も否定せずに見ていれば自分も自分の周りも今よりも楽な気持ちになれます。
上司にアピールするための仕事や、恋人に気づいてもらうために一生懸命になる親切心などはいつかかならずボロが出てしまいますよ。
■関連ツイート■
因みに賽銭箱に書いてある「喜捨」って言葉は、お金に対する執着心を捨てるという意味で、自分の汚い心を捨てさせて頂いただいてるという感謝の気持ちでお金を入れるということらしい。そういうわけで寄付してやってるのだと恩着せがましくしたり、見返りに願いを叶えてもらおうなどと思っては駄目。
— (ギギ) (@grass_rondo) 2014年3月17日
死の教育は、考える素材を通して人間が自分で自分の最期までの生き方を選択する為の教育である。執着心を捨てる、許す、感謝する、人生の意味を探求する、葬儀の準備をする、の5つの人生の意義を見つける事が出来る。
— Hiromi Miyauchi (@hiromi_miyauchi) 2013年6月30日
アルフォンス・デーケン「死への準備教育」
言えてる。
— 倫理的情報社会を目指す (@Use_IT_ethical) 2016年7月17日
探そうと言う執着心を捨てると、案外、眼の前にあったりする。 https://t.co/ekebrE1OyI
「あれもほしい。だが、これもほしい。」という迷いを捨てる。「これでなければだめだ」という執着心を捨てる。この2つの心がけをしていくのは、簡単ではありません。しかし、実践できれば、素晴らしい幸福を得られます。
— 仏教の教え・ブッダの叡智の言葉 (@ecwq38) 2016年7月12日