自分で自覚できる意識のことを顕在意識と言い、自分でも気が付かないのに自分を動かしている意識のことを潜在意識と言います。この自覚できていない潜在意識に働きかけて、自分自身を鼓舞し、変革していく言葉をアファメーション(宣言・断定の意)と言います。このアファメーションを活用して、自分の願望を達成させるための確率をさらに上げる方法をまとめました。
自己暗示法
私たちが子どもの頃、転んだり、怪我をしたりして痛くて泣いている時に、親がそばに来て呪文を唱えてくれると、あら不思議、本当に痛みがなくなりましたね。これと同じ効果をもたらす魔法の言葉がアファメーションです。日本には昔から、言霊(ことだま)信仰というのがあります。言葉には物事を実現する霊力があると信じられていたのですが、信仰ではなく近年の心理学でも、その事実が証明されているのです。
主語は「私」、「~になりたい」はNG
アファメーションの主語は「私」です。繰り返しになりますが「自己宣言」とも言えます。他人に聞かせるものではありませんから、自分のあるべき姿をイメージして堂々と断定する文章を作りましょう。自己宣言ですから「私は~である」の形をとります。「私は成功する」、怒りっぽい自分を変えたいのなら、「私はすぐには怒らない」より、「私は冷静である」の方が良いのです。願望を叶えるものですが、「あったらいいなぁ」という願いではなく、「そうなる」「そうである」と断定的に言い切ることが大切です。
願望の形ではなく、断定的な言葉を使います。願望は、現在がそれを否定する状態にあることを潜在意識に印象付け、マイナスの効果をもたらすこともあります。「~になる」と断定します。
肯定的な言葉を使用
「~しない」という否定的な言葉は、現状がその否定すべき状態にあることを潜在意識に強く印象付け、否定的状況を継続することを強化する方向に働きます。肯定的な言葉を使いましょう。そして、文章を作り、壁に貼るのではなく、何度も繰り返し口ずさむことが大切です。そのために短い文章にします。文字にするよりも、何度も口に出すこと、それがポイントです。
関連ツイート
望みを叶えるためにアファメーションを行う。良いと思いますが執着があると逆に難易度を上げます。
あと、その願望は本当にあなたの幸せですか?— 理系の潜在意識コーチKaz (@kh_19841995) 2016年9月2日
アファメーションとは、こうなりたいという願望を、実際になれたものとして過去形で言葉に出し、潜在意識に植え付けるというものです。例えば「ACを治したい」と思ったら「AC治った!ありがとうございます」という言葉を、日々繰り返し口にしてみるhttps://t.co/aur40PsDQt
— あだるとちるどれんとホロスコープ (@WhiteRose_AC) 2016年7月15日
【信じれば夢が叶う③】
『信じるには言葉で出して言いまくると効果的?』
願望をいくらアファメーションしても、理想も現実のギャップでほとんどが潜在意識に弾かれてしまいますから、よほどうまくやらないと効果は出にくいです。
ではどうすればいいでしょう?
— mion 〜美音〜 (@whoopielove1) 2016年9月29日
アファメーションをノートに書いてるんだけど、最初は自分の湧いた願望を叶ったと断定して書いてて楽しかったけど最初だけで、最近は楽しくなかった。それで新しく自分の願望が叶った上で周りの人も喜んでたり楽しんだりという文書を追記してみたら楽しかった。潜在意識は自分も周りも巻き込むのが一番
— つちや (@alufaraven2) 2016年7月2日
まとめ
具体的な文章は、人それぞれ願望が違い千差万別です。上でご紹介した基本に従って、自分があるべき姿をイメージしながら「私は私宣言」を作ってみましょう。そしてそれを口に出して、何度も唱えましょう。