新しい仕事に慣れてきた頃に急にやる気が低下する症状はよく「五月病」と言われ社会人の間では有名ですが、近年この症状の事を「無気力症候群」または「アパシーシンドローム」と言われるようになりました。
この無気力症候群というものは、自分の生活全てにやる気が無いのではなくある一定の事に対してのみ無気力になってしまうという症状なのです。
もちろんこの症状は社会人だけではなく学生の勉学にも当てはまり、無気力症候群によってやる気がなくなってしまうのは仕事や勉学といったその人の「本業」である確率がかなり高いのです。
しかもほかの事にはやる気が出るため、自分は無気力症候群であると自覚するまでに時間がかかるかなり厄介な症状なのです。
今回はこの仕事運を大きく下げてしまう「無気力症候群」「アパシーシンドローム」についてです。
うつ病とは違う「無気力症候群」
仕事や勉学のやる気が急になくなってしまう「無気力症候群」は一見症状がうつ病のようですが、うつ病とはまったく違う心の病だと言われています。うつ病は全ての事にやる気をなくしてしまい、自分なんかいなくなった方が良いという強迫観念にかられてしまう症状に対し、無気力症候群は仕事だけといった一定のものにだけやる気を失くし、それ以外の事に関しては通常生活と変わらないためなかなか自覚が無いのが特徴なのです。
自覚症状が無いところが恐ろしいのです
「無気力症候群」は自覚症状がほとんど無いところが一番怖いところなのです。もちろん無気力症候群も心の病になるので病院の診断を受けることが一番良いのですが、うつ病と違い一定の事意外は普段と全く同じようにやる気が出るのでなかなか病院へ行こうとはしません。
毎日の仕事で今まで出来ていたことが出来なくなったり、業務結果の数値が落ち続けているようなら注意が必要です。
「無気力症候群」の前兆とは
「無気力症候群」は自覚症状がほとんど無いため発見するのに時間がかかってしまう心の病なのですが、これらの条件があると「無気力症候群の予備軍」だと言われています。【仕事や学業に対する向上心が無くなる】【仕事や学業に無関心になる】【感情を表に出さなくなる】【普段は完璧主義者である】このような条件が当てはまる人は無気力症候群の可能性があると言えますので、医師の相談を受けたほうが良いかもしれません。
若い男性がなりやすい「無気力症候群」
無気力症候群になりやすい人は、普段は仕事に勉学に完璧主義なところがある負けず嫌いの男性に多い傾向があるようです。仕事でも勉強でも他の人に負けないように一生懸命にがんばり、無理がたたって急に無気力症候群になってしまうケースが多いと言われています。
無気力症候群はやはり医師の相談を受けることがベストではありますが、今出来ることを一つ一つこなして少しずつリハビリのように回復するという方法も良いでしょう。
■関連ツイート■
まったくやる気が起きない?「アパシーシンドローム」!? https://t.co/qW5nM0bWWu pic.twitter.com/8d54rZy0lS
— 病院検索ホスピタ 公式ツイッター (@hospita_jp) 2016年7月28日
自分アパシーシンドロームくさい。
— うにでぃ (@unidy_nonym) 2016年7月24日
ただの自己診断で医者から言われた訳じゃないけど。
そんな突然に発症するもんじゃないだろうけど。
でも昨日からとにかく無気力すごい。
はーい。
— ひより☞♡☜ジャニヲタ (@jumping_inoo_) 2016年7月6日
私はアパシーシンドローム?の可能性が高いですね。
もー、人間に会いたくないわ
あったことない人と話してる方がよっぽど楽しいし学校行きたくない
どーせみんな気づいとーやろ。うちがサボりってさ、
五月病とかじゃなくてアパシーシンドローム(無気力症候群)ってやつなんじゃないかな⋯って最近思ってます
— 真琴@こまごとや (@drawandcrafts) 2016年5月26日
何をするにも億劫で、ハンドメイドも、あんなにやってたアプリとかすら触るのがしんどいです
人と会う気分とかにもなれなくてせっかく友人が予定合わせてくれてるのに私一番暇なのに⋯