お母さんが小さな子供にする注意で最も多いのが「お片付けしなさい」ではないでしょうか?
同じ年頃の子供でも遊んだあと片付けがしっかりとできる子とそうでない子が存在しますが、その原因の一つに「親の注意の仕方」があるのです。
ただ頭ごなしに「片付けなさい!」と言われても、子供は委縮したり反抗したりで実際の行動につながらないことがよくあります。
もちろん過保護になって全部親が片付けてあげるなんて教育方針も絶対に良い子に育ちませんよね。
今回は自分の子供が進んで片付けができるようになる育児方法を伝授したいと思います。
今お子さんがいて賢く育ってほしいと思う人はもちろんのこと、これから結婚をして子供を授かるであろう若い世代の人も将来のために参考にしてみてください。
ただ注意するだけが本当の育児方法ではないという事がわかるようになるはずですよ。
まずは「手を出さない」ことが重要です
お片付けがきちんとできていてもいなくても、まずは子供自身から動いてもらう事がとても重要なのです。自分が苛立ってがまんができなくなり、親が片づけてしまうと将来子供はできないことを親のせいにしてしまいます。
子供によって片づけを始めるタイミングは遅かったり早かったりとそれぞれなので、親のタイミングで片付けさせるのではなく、子供が片付けをするまで待つこともとても重要なのです。
注意の仕方は「片付けなさい」ではありません。
「片付けなさい!」と子供に言った瞬間、子供は「何を?」と思っているかもしれません。分別のついた大人であれば「自分が散らかしたもの」とすぐにわかるので当たり前に主語や目的語が無い言葉で注意をしてしまいがちですが、まだ発展途上の子供には理解できないことがあるのです。
子供に実際に行動してもらうためには「片付けなさい」「整理して」などといった主語や目的語の無い注意の仕方は間違っているのです。
片付ける「物」と「場所」を具体的にする
主語や目的語の無い「片付けなさい」「整理しなさい」という言葉では子供は動かないので、具体的な主語や目的語を着けるようにして子供に言うと動きやすくなります。例えば積み木をしまう箱には「つみき」という張り紙をしておいて、「積み木で遊んだらあの(つみき)と書いてある箱に戻しておいてね」と具体的な行動を伝えてあげれば子供は理解しやすく、行動に移しやすいのです。
「片付ける」という行動を子供のために一つ一つ紐解いて伝えてあげると良いですね。
片付けができないと気まずくなると言う印象を与える
子供には少し酷かもしれませんが、具体的な片付け方法を教えてもだだをこねて片づけないようであればその後の物は何も与えず放っておくことも大切です。もしそれで保育園に遅れたり、一人でご飯を食べることになったとしても一度はその気まずい体験を実際に味わってもらう事もとても重要なのです。
子供だからと言ってできないことはありません。
親がすぐに手を差し伸べるのではなく、遠くから子供の失敗を見守るのも親の重要な役目なのです。
■他関連ツイート■
朝からままごと、ぬいぐるみ、絵本、ぬりえ…いっぱい散らかして片付けずモッシュと走り回り…雷ドーーーン!!
— KIWA (@bin5ki0) 2015年10月1日
泣きべそかきながらお片付け。
一生懸命片付けてるけどペース遅っ(笑)でもいいよ。
しびれきらして手伝いそうになるけど本人が頑張ってるから見守る。えらいぞ♡#子供 #成長
ブロックのお片付け中、箱型に全面くっ付けたやつを持ったあおさんが一面の穴に別のブロックを刺した。私は片付けるんでしょ遊ばないの、と怒った。だけどそれは上手にバラす為の物で、刺して引っ張って「とれたよー」って。すぐ怒ってはいけないなと思った。子供は思うより成長してる。
— @あおはなちゃん成長記 (@braohanachan) 2016年7月7日
やってるの涼だけかなー?がんばれがんばれ。あれ?お片付け出来ない子は風船で遊べないよ?がんばれがんばれ。
— あい@ママ0年生 (@matsumotoai0531) 2014年10月6日
ってハイベッドにいる愛ちゃんに気づかなかった涼がるみちに掛けた言葉。
ほんとに子供は、知らないところで成長するね(´;ω;`)
最近ケッケさんがお姉さんらしくなってきました(^-^)ママが言ってる事も理解出来るようになったし…お片付けもちゃんと出来るようになったし…ママのお手伝いもするし…一人で遊んで良い子にしてられるし…子供の成長は早いもんだ
— たぬみ (@bubujito) 2012年2月1日