怖いイメージを抱かれる事の多いであろう「コウモリ」。
実はご近所の中国では全体運をアップさせる幸運の生き物として、コウモリが幸運の象徴として捉えられているのです。
日本では知る人ぞ知る幸運アニマル、「コウモリ」の開運力をご紹介します。
中国では縁起物の代表格としての「コウモリ」
コウモリは漢字で「蝙蝠」。この発音が中国語で「偏福(福が偏って来る)」に似ている為幸福の象徴とされています。またどちらの文字も「福」に似ていますよね。例えば、中国の福の神である福星は、こうもり・こうもりの刺繍があるローブをまとった人間として表されています。
また中国には「ねずみが長生きしてこうもりになった」という伝説があり、長寿のシンボルとも言われます。
日本では汚い・怖いというイメージが強いようですが「幸盛り」または「幸守り」との当て字がつけられ、知る人ぞ知る幸運アニマルなのです。
日本では商標として使われることも
長崎の有名なカステラ店、福砂屋のマークはコウモリを題材に作られています。「中国ではコウモリは桃と並んで大変おもでたいもの。日本における鶴亀のごとく尊重されている。」との理由で12代目清太郎のとき、これを商標としたとされています。
現在ではマイナスのイメージを付与されがちなコウモリですが、本来は縁起の良いものとされていたようですね。
コウモリ5匹で運が沢山集まって来るかも?!
五匹のコウモリを象った、有名な中国の古典的デザインに「五福臨門(五福円盤)」があります。これは「人生における五つの福(すべての福)を、自分の入り口に集めてしまう」事を意味しています。
「長寿」・・寿命が長く、福と寿が伴っていること
「富貴」・・財産やお金が十分にあり、地位が高く尊敬されること
「康寧」・・健康で心が安定していること
「好徳」・・良い行いを習慣にし、広く陰徳を積むことができること
「善終」・・安心して現世を離れることができること
中国ではこの5つの福を手に入れる事が最上級の幸せと言われ、開運アップに貢献してくれる、とてもめでたい生き物として認知されているのです。
関連ツイート
《村上羅漢ロボ》セッティングレポート
衣装は「コウモリ」と「クモ」。蝙蝠の蝠の字が、中国の福に通じ、蜘蛛は糸で幸せを絡め取る事から縁起がよいとされています。#村上羅漢ロボ©Takashi Murakami/Kaikai Kiki. pic.twitter.com/ES8egeb2lM
— moriartmuseum (@mori_art_museum) 2015, 12月 27
中国で鹿(lu)は禄の発音と同じく非常に縁起がいい。日本の七福神、寿老人(長寿の神)は傍に蝙蝠と鹿を従えるが、蝙蝠の蝠(fu)と福が同じ発音だから。寿老人は南極星の化身でもあり道教では重要な神様。もしかして鹿晗は南極星を信仰してる? pic.twitter.com/iXil8pxKaD
— メイリン(美齢) (@ykmeiling) 2015, 10月 27
>こうもりさんは家の中に住むと縁起がいいとされております。
へー✿✧*。(ˊᗜˋ*)✧*。初めて知った!調べたらなんかそうみたいだね。
家にすみつくと縁起が良い、2匹いるとさらに幸運を呼び込み、
5匹のコウモリは功名・福寿・健康・金運・結婚を表すそう
— ✿ ひ な た ✿ (@necobaka69) 2015, 10月 5
会津で修行し練馬で作る蒔絵師・山口朋子のこうもり椀。結婚祝いや、ご両親の結婚記念日に。こうもり=縁起柄。光るこうもりがモダンです。食べる道具は長い幸せを祈る形でもあります。通販→http://t.co/r1oGkJIbC2 pic.twitter.com/NO2mUYgWCm
— 暮らしを美しむ小道具の店 環 (@from_kan) 2015, 9月 7
まとめ
コウモリというと、怖い・汚いというイメージが浮かぶ事が多いかと思いますが、実はとても縁起の良い動物として中国そして韓国でも親しまれています。日本ではマイナスなイメージが大きいですが、知る人ぞ知る開運動物なのです。
コウモリアイテムの力を借りて、五福を手に入れてみてはいかがでしょうか。