プレゼントは何よりも気持ちが大切です。
しかし、「ちょっとした日ごろの感謝の気持ち」としての誕生日プレゼントが誤解を招く事態になるかも知れません。
知っていると便利かもしれない、誕生日プレゼントにまつわる縁起をご紹介します。
数字に気を付ける
日本では古来から奇数の3・7・5を縁起の良い「吉数」とする習慣があります。
それに対して気を付けたいのは、4,6,9、13の数字です。
4は死、9は苦、6は無を暗示し、13は海外では縁起の悪い数字とされています。
これらの数字は誕生日等、お祝いのシーンでは避ける様にしましょう。
プレゼントにこれらの数字が目立つように書いてあるアイテムは避け、数個プレゼントを渡す場合には、凶数にならないように気を付けてみましょう。
意外!気を付けたいプレゼント
「切る」・「割れる」を連想するプレゼントは縁起の観点から、避けた方が良いとされています。
・包丁
(縁を)「切る」の意味を連想させます。
・くし
苦死の語呂となり、また櫛は歯が欠ける事もあるので縁起が悪いとされています。
・ハンカチ
漢字で書くと「手巾(てぎれ)」となります。縁を切る事に繋がり「会いたくない」という意味に捉えられる場合もあるので注意が必要です。
ハンカチを贈る場合には、誤解を招かない様に「これからも宜しくお願いします。」と一言メッセージを添えてみましょう。
・割れ物のお皿など
「仲が壊れる」といったイメージにつながるため、出来れば避けたいアイテムです。
目上の人への誕生日プレゼント
ちょっとした感謝の気持ちが、プレゼントの内容次第では失礼に当たるかも知れません。
年上の方に贈る際に気を付けたいアイテムを見ていきましょう。
・箸
橋のイメージから「三途の川を渡って下さい」という意味として捉えられ、縁起が悪いとされる事があります。
・靴下・靴
「踏みつける」事になると考える方もいるので、目上の方のプレゼントには避けましょう。
・筆記用具
「勉強しなさい」という意味合いが連想し易いとこから、見栄えのする万年筆なども相手を選ぶアイテムです。
・時計・鞄
こちらも「勤勉」の意味合いが込められる事から、上司などの目上の方には失礼とされる場合があります。
・眼鏡・眼鏡ケース
老いを連想させるため、相手が欲しい場合を除いては避けた方が良いとされます。
関連ツイート
縁起良さそうな誕生日プレゼントもらった!来年も平穏に過ごせますように pic.twitter.com/I8H2JlObmG
— てまる (@temaru0) 2015, 12月 31
今日の肉の半分は誕生日プレゼントとして奢っていただきました。
そしてさらにプレゼントとして昇り鯉の扇子。
これは縁起が良い、鯉は滝を上ると龍になるのです、今の仕事、さらにガンバリマッス!
ろっさむさん、ほっとさん、有り難う! pic.twitter.com/pE8jsK78wH
— 土田善紀(金剛型5番艦娘) (@tsuchidasama) 2015, 12月 4
アキナリに、2週間早めの誕生日プレゼントでティファニーのマネークリップ貰った!
あえて男にティファニーあげちゃうあたりが、横溝のホモっぽさを助長させてる。
人から貰った財布とかって縁起いいって言うし、マジで嬉しい! pic.twitter.com/PTvfA1cOTn
— Masato Yokosawa (@MasatoYokosawa) 2015, 11月 29
少し早い誕生日プレゼントを貰いました。
今日は一粒万倍日なので自分より上の人から頂いた財布は縁起が良いと言うので、これは良い兆し?(笑) [pic] — https://t.co/V6ek0IfcdN
— ゆんたく (@yuntac1001) 2015, 9月 29
友人の弟夫婦には3歳の男の子がいて、車が大好きということで 友人母が誕生日に、救急車、消防車、パトカー3点セットのオモチャをプレゼントしたところ弟嫁に「縁起が悪い!孫ちゃんが事件事故に巻き込まれることを願ってるのか!?」と怒鳴られたそうだ。 http://yasurago
— やすらぎ速報 (@yasuragon) 2015, 8月 14
まとめ
大切な誕生日プレゼントには、喜んでもらえるアイテムを渡したいですよね。
「ほんの少しの感謝の気持ち」が誤解を招く事を避ける為にも、縁起に気を付けてみましょう。
とは言いつつも、相手によっては縁起に関係なく喜ばれたり、若い人の場合は全く気にしない事もあるようです。
「誕生日を一緒に祝う気持ち」が何よりも大切なのではないでしょうか。
縁起も考慮に入れつつ、相手をしっかりと見極めて、ベストな誕生日プレゼントを贈りたいものですね。