海底のような、夜空のような深いブルーのパワーストーンは見ているだけで気持ちが落ち着いてくるものです。今回は、持ち主の心を落ち着け、潜在力を高めてくれるような深いブルーのパワーストーンをセレクトしてみました。
心願成就に導いてくれるソーダライト
ソーダライト(英語表記:sodalite)は、日本語名を方ソーダ石あるいは方曹達石と言います。この英語名は、ソーダライトに多く含まれるsodium(ナトリウムのこと)に由来します。ソーダライトはラピスラズリに似ていますが、これは、ラピスラズリが複数の鉱物から成り立っていて、その鉱物にソーダライトも含まれているためです。ソーダライトの主な産地は、北米、ブラジル、インド、ナミビアなどです。ソーダライトの大部分は不透明の濃い青ですが、半透明のものもあり、中でも上質のものは「インペリアルソーダライト」と呼ばれています。ソーダライトは、持ち主の意識の奥深いところまで働きかけ、心の底で願っていることを達成するために導いてくれます。目標達成に必要な意志の強さ、粘り強さも高めてくれるため、他力本願ではなく自力で目標に向かって努力をする人に最適なお守りと言えます。
高ぶる感情を鎮めて冷静な判断力を高めてくれるホークスアイ
ホークスアイ(英語表記:Hawks Eye)は、日本語名では鷹目石と言い、和英いずれも鷹の目を表す名前がついています。グレーがかった濃い青色でキラキラとガラスのように光っていて、主に中国や南アフリカで産出します。ホークスアイは、クロシドライトが珪酸によって固められたものを言います。このうち、含有物の鉄分が酸化していない状態のものがホークスアイ、酸化したものはタイガーズアイと呼ばれます。つまり、タイガーズアイの茶色がかった色は酸化に伴って変化したもので、ホークスアイは、クロシドライトの特徴であるグレーがかった濃い青色をしています。ホークスアイは、持ち主の恐怖や不安、いらだちなどの不快な感情を取り除き、視野を広げてくれます。さらに、持ち主に、確かな実力に基づいた自信を与え、冷静な判断力を高めてくれるので、たゆまぬ努力を惜しまない人には最適なお守りです。
浄化作用に優れ変化に強いタンザナイト
海の底のように深い青がとても印象的なタンザナイト(英語表記:Tanzanite)は、日本語名で灰簾石と言い、12月の誕生石として知られています。タンザナイトは、ゾイサイト(英語表記はzoisiteで日本語名は黝簾石)という石のうち、色が青いものを言います。この青いゾイサイトはタンザニアで発見され、今でも原産地は、タンザニアです。タンザナイトは、深い青色をしている透明性が高い石です。実は、自然光の下では綺麗な青ですが、照明器具の下では紫がかって見えるという特徴があります。
このタンザナイトは、浄化作用が高く、変化に強いパワーストーンです。たとえば周囲の負のパワーを正のパワーにかえてくれます。また、持ち主は、周囲の環境に振り回されることなく自分の本来持つ力を発揮することができます。
まとめ
いかがでしたか?濃い青色のパワーストーンは、シャープな印象を与えますが、印象通り、いずれのパワーストーンも、感情を鎮め、冷静さを取り戻すように働きかけてくれます。地に足をつけてしっかりと前進していきたい人にとてもあっているパワーストーンと言えるでしょう。